日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム

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日本選手権史

日本選手権大会の歩み

写真 機関誌
国立競技場
新日鉄釜石 24-0 日体大
日体大を完封、釜石時代の幕開け
 
昭和53年(1978)度 第16回日本選手権試合
1979年1月15日 G:国立競技場 R:野々村博 KO 14:30
新日鉄釜石240日体大
1石山 次郎(能代工)90C1大場 隆生(④小倉高)
2和田  透(函館北高)1502綿引  修(④水戸農)
3洞口 孝治(釜石工)3深沢 桂一郎(④日川高)
4千田 美智仁(黒沢尻工)0T04松田 和彦(④新田高)
5佐々木 崇(北見北斗高)0G05横山 香月(②山本高)
6八重樫 秦治(函館西高)2PG06新川 敏明(④金沢向陽高)
7佐野 正文(秋田工)1DG07岩出 雅之(③新宮高)
8小林 一郎(釜石北高)8河西  光(④水戸農)
9南村 明美(北見北斗高)3T09金丸 津世志(④宮崎工)
10松尾 雄治(明大)0G010芳野 喜隆(④和光高)
11細川 直文(秋田工)1PG011尾形 文仁(③貞光高)
12干場 日朗志(釜石北高)0DG012小泉 博之(③磯原高)
C13森  重隆(明大)13奥野 晃広(③天理高)
14宮本 政志(宮古商)131314辻  悦朗(③淀川工)
15谷藤 尚之(函館西高)15小泉 幸一(④柏高)

 
 釜石7連覇の幕開けである。釜石は松尾兄弟の対決で話題を呼んだ三菱自工との決勝戦を15−3で制しての進出。一方の日体大明大をノートライに抑え22−3で優勝、9年ぶりに日本選手権に臨んだ。日体大はスクラムで釜石に押し勝つシーンを見せるなど健闘したが、結果は24−0で完敗した。その差は釜石の試合運びのうまさである。前半釜石はスクラムで苦しみながらも、SO松尾が2PG、1DGを決めて9−0でリードを保つ。後半2分にも釜石は松尾のPGでリードを広げる。日体大はディフェンスを崩されず、五分に戦っているのに得点差は12点に開いてしまった。18分には釜石がPKから洞口と佐々木をダミーにして、千田が突っ込んで初トライをあげた。釜石はさらに27分、30分にトライを連取して完勝した。この年は釜石、日体大、三菱京都、明大が紺と白またはグレイの横縞のため、正月大会の決勝すべてが第二ジャージィで戦うという珍しいことが起きた。