日本選手権史
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秩父宮ラグビー場 ○近鉄 27-14 法大● 近鉄、法大を下して連覇
スピード感あふれる展開ラグビーで、早大を下した法大が、近鉄に挑む大一番にファンの期待が集まった。近鉄は終了10秒前に中山の独走トライでトヨタを破った社会人決勝の残像が、まだファンの目に焼きついていた。前半3分、法大はルーズからSH森田がトライ(桂口G)して先制した。近鉄は6分スクラムからSH大久保がサイドを突いて坂田がトライ、9分にはNo8石塚がサイドを突いてトライ、いずれもゴールはならなかったが、6−5と逆転した。20分には近鉄犬伏が法大のキックをチャージし、中央にトライ(ゴール)。法大も22分に桂口PG、30分FB鈴木がライン参加してトライ、11−11と同点に追いつく。近鉄はこの後すぐ31分スクラムから大久保が抜き、豊田、坂田でトライ(ゴール)、34分には犬伏のパントを神庭が押さえトライ(ゴール)と21−11とリードを広げた。後半は近鉄が小笠原、坂田の2トライで法大を市川の1トライに抑えて27−14で連覇を遂げた。 |