港区/デジタル版 港区のあゆみ

港区史 自然編

ごあいさつ

港区長 武井雅昭
 昭和22年3月15日に芝、麻布、赤坂の3区が統合され、港区が誕生して70年の月日が流れました。
 区政30周年を記念して、昭和54年に『新修港区史』を刊行してから40年が経ち、港区の街並みは大きく変化するとともに、様々な技術も進歩してきました。しかし現在においても、港区が誕生する以前からの歴史的な佇まいや、貴重な史資料が街のいたるところに多く残されており、この40年間で、様々な発見や学術的研究の進展により新たな歴史が紐解かれ、港区の歴史も大きく変わってきました。
 港区の歴史は、旧石器時代にまで遡ることがわかっており、現代に生きる我々は、長い歳月を経て先人が創り上げてきた、多様性に富んだ自然・歴史・文化等を、次の世代へ継承していく必要があります。こうしたことから、港区政70周年を記念し、今回新たに『港区史』を編さんすることといたしました。
 今回刊行する『港区史』は、図や写真を多く取り入れ、区民の皆さんにとってわかりやすく、読みやすいよう構成するとともに、時代ごとの分冊とすることで、手に取って持ち運びしやすいものとなっています。また、区民の皆さんが親しみをもって気軽に港区の自然・歴史・文化等に触れることができるよう、書籍版だけでなく、デジタル版を作成し、インターネットでも公開します。デジタル版では、『港区史』のほか、区史を編さんするにあたって収集・整理した史資料や、港区の年表等も見ることができ、港区をより深く知るための手がかりとなることと思います。
 今回、『港区史』の刊行に当たって、貴重な史資料の提供や調査活動に御協力をいただきました関係者の皆さまに心から御礼を申し上げるとともに、編さんにご尽力いただきました監修者・執筆者をはじめ、港区史編さん委員の皆さまにも深く感謝を申し上げます。『港区史』が、より多くの区民の方にとって港区の歴史や良さを知るきっかけとなり、港区への誇りと愛着が一層増していくことを期待するとともに、永く語り継がれながら、今後80周年、90周年、100周年と区政を重ねるごとにまた新たな港区が築きあげられていくことを願っております。
 令和2年10月