多古(たこ)町/多古町デジタルアーカイブ

多古町史

地域史編

旧常磐(ときわ)村

東松崎(ひがしまつさき)

家伝の薬膏(利平のとげ抜き膏)

 医学の発達した現代では笑い話でもあるかのようであるが、病気やけがは現在のそれ以上に深刻な問題であった。それゆえに生活の智恵が生み出したのであろう。「家伝の秘法」として伝えられる薬膏がある。
 このとげ抜き膏をとげを刺した部分に貼ると、目に見えないほどの小さな刺から、切り開かなければ取り出せないような刺までが、痛みもなく抜き取れたということである。
 茄子膏
 医師久志本常春の創造と伝えられる腫物の妙薬で、痛まず、治りの早かったことで知られ、広く頒布されていたといわれている。