大網白里市の郷土芸能
![]() 記録映像 『第12回大網白里市郷土芸能発表会』 引き出し 旭連の獅子舞は、伊勢の太神楽の系統で慶長年間に隣村の萱場大村谷から伝わったと言われ、地域の行事には欠かせない郷土芸能として親しまれています。 ![]() 出演:白里保存会 九十九里地曳大漁節 白里海岸を含める九十九里浜は、江戸時代を中心に鰯の地曳網漁が発達し、浜はたいへんな賑わいを見せていました。その様子を伝えるのが「九十九里地曳大漁節」です。主に南今泉地区に伝承される大漁節は、わかり易いかけ声と単調なリズムが特徴な労作歌です。踊りは海に船を出し、網を曳き、魚を網から運ぶ様子を手拭いで見立てたのが特徴です。 ![]() 出演:福田保存会 宮谷坂 宮谷(みやざく)には本國寺という日蓮宗の寺院があり、江戸時代の初め二代将軍秀忠の許可を受け、檀林を開校、学問の場として各地から学僧が集まり、最盛期には800名を超すほど規模の大きな檀林で、「宮谷檀林」と呼ばれていました。「宮谷坂」は座興唄として県内各地に広まり、唄い、踊られました。 ![]() 出演:白里保存会 ぼさま踊り 原型は麦打ちの動作で、殻竿で麦などの実を打ち落とす農作業の動きを基本とした労作歌で、殻棒を振りかざし数人が輪になって廻りながら麦をたたく動作を応用した盆踊りです。 ![]() 出演:のほほん節保存会 のほほん節 のほほん節は、昭和19年日本放送協会が収集した「日本民謡大観」にも掲載されていた民謡で、当地では希少な念仏踊りに分類されます。戦前から親しまれていました。平成26年に楽譜と音源のレコードから保存会が復活させ、新たに踊りを作りました。 ![]() 出演:白里保存会 朝の出がけ 昭和の初期にかけて千葉県下で唄われ一世を風靡し、老若男女が酒席で唄われました。由来について諸説あるようですが、商人等が相馬の馬子唄を九十九里地域に持ち帰り、広まった説が有力な説と言われています。 ![]() 出演:山辺保存会 大網音頭 大網音頭は、合併する前の大網・山辺・瑞穂の3地区で大網町と呼ばれていた頃、大網の歌踊りとして運動会やお盆の時に唄い踊られたものです。 音声資料一覧を見る 映像資料一覧を見る |