東金市/東金市デジタル歴史館

東金市史

総集篇五

第三篇 教育

C 学校

(四) 小学校

 
△維新前の教育
 前之内の関素寿、関内の今関琴美、東中の佐瀬春圃らは、それぞれ子弟を集め、読書習字を課し、儒教主義をもって教育に当たっていた。
 明治の初め君塚喜左衛門は、名士を自宅に招き漢籍を講じ、私塾進修学舎をおこし、村内子弟の教育に当たった。
 上武射田・下武射田の有志は相はかって一学舎をおこし、今関琴美、柔術師松本某を招き文武兼修を始めた。
 
△小学校の創立
○御門小学校
 明治六年(一八七三)四月創立。明治二二年(一八八九)都小学校に併合。歴代校長として熊谷長三郎・大塚鉄三郎。
○八千代小学校
 宮小学校、明治六年(一八七三)四月創立。
 都小学校、明治二〇年(一八八七)一月地字をとって宮を都と改名。
 明治二二年(一八八九)四月、御門小学校併合。
○八千代小学校 御門小学校併合により御門・高倉・宮・三浦名・関内・堀之内・中野・殿廻の八村を集め八千代小学校と改名。歴代校長は古川修作・佐瀬松蔵・今関富憲・鈴木達朗・古川鉄蔵・椎名勝次・中島晴吉。
○武射田小学校
 明治六年(一八七三)四月創立。歴代校長は今関寿郎・綿貫清次郎・林事太郎・小林仙蔵・関口源太郎・戸村清次郎・藤田亀吉・桜田鹿三郎・戸村誠・富塚甚之亟・高橋伊一郎・斎藤源三郎・小島義一。
○薫陶小学校
 明治七年(一八七四)六月創立。歴代校長は鈴木元蔵・有吉順輔・加瀬宗太郎・横田鉄吉・鬼原吉三郎・矢野喜之助。
○豊成高等小学校
 明治四四年(一九一一)四月創立。歴代校長は猪野健三郎・斎藤武。
○豊成尋常高等小学校の創立
 大正四年(一九一五)一〇月、八千代・武射田・薫陶の各小学校を、関内に創立された高等小学校に統合。豊成尋常高等小学校として発足。八千代・武射田・薫陶の各小学校はそれぞれ分教場となる。
 大正一五年(一九二六)、臨時予算五五、〇〇〇円で校舎増築。
 昭和二年(一九二七)一月、校舎完成。
 同年四月、三分教場を廃止し本校に統合。
 昭和三年(一九二八)児童の人間形成・学力・体力・道徳性の育成、特に人間性の開発と、やりぬく根性の育成、実行力のある人間の育成に教育の主眼をおき学校経営に当たる。
 昭和一九年(一九四四)第二次大戦の戦火をさけるため、役場・寺社・作業場等で分散授業を行なう。
○昭和二〇年(一九四五)七月、爆撃をさけて御真影を御門七二八布留川七郎氏宅に奉遷。
○同年九月、終戦により仮教場を本校に移転。また御真影を本校に奉遷。
 昭和二〇年より国語教育の充実振興に努力。
 昭和二六年(一九五一)三月 増築校舎完成(一一〇坪)
 昭和三三年(一九五八)揚水ポンプの設備完成。
○昭和三七年(一九六二)二月 給食室完成、完全給食開始。
 昭和三八年(一九六三)四月 地区振興費として五〇万円の特志寄付により、はんとう棒・スベリ台・ブランコ等、また校門ブロック塀、図書などが整備される。
○同年五月、県より地域指定実験学校として理科教育の研究を行なう。
○昭和四〇年(一九六五)一〇月、創立五〇周年記念行事として、校歌校章の制定その他施設設備の充実を行なう。
○昭和四二年(一九六七)、放送設備全教室整備
○昭和四八年(一九七三)一〇月、豊成小子ども銀行が大蔵大臣・日銀総裁より表彰を受ける。
○昭和五〇年(一九七五)一二月、屋内体育館完成。
○昭和五三年(一九七八)三月、屋上にプールを備えた新校舎完成。
○昭和五四-五五年(一九七九-一九八〇)、県より情操教育推進校の指定を受け、「豊かな心を育てる教育活動」をテーマとする。
○昭和五六年(一九八一)一一月、情操教育の研究の成果が認められ、千葉県教育委員会より「昭和五六年度教育功労者、団体の部」で表彰を受ける。
○昭和五一年-五六年まで(一九七六-一九八一)郡市球技大会ミニバスケットの部で連続優勝。

豊成小学校