船橋市西図書館/船橋市デジタルミュージアム

ふるさと船橋の地名を知る

ふるさとの地名(改訂版) ――船橋の地名の由来を探る――

江戸時代・明治初期の村名

 行田も江戸時代の延宝年間に成立した新田村落である。行田の検地は延宝七年(一六六九)に実施され、正式に村として認められた。
 「行田」という地名の由来については、当地の開墾請負人が本行徳の田中武兵衛と、田尻(共に市川市)の福田茂左衛門であったので、行徳の「行」と田尻の「田」をとって地名にしたとされている。しかし、この田中・福田の両者は行田新田に移住した訳ではなく、代理人を置いていたといわれる。また、現在の行田の旧家で、行徳・田尻から移住した者の子孫というのは案外少ないようである。
 行田は明治二十二年に塚田村の大字となり、昭和十五年に船橋市行田町となった。その後、住居表示により昭和四十一年に一部が山手となり、五十九年に行田一~三丁目が成立し、北に一部行田町が残った。
 余談ながら行田の元である行徳と田尻の語源について記すと、行徳は「行徳」という修験者に由来する等の説があるが不詳。田尻は田んぼの末(先端)の方という意味であろう。
 
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