宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第九章 口承伝承と子供の遊び

第三節 子供の遊び

三 野の遊び

 葉や茎を振ったり、吹いたりして音を出す遊びをした。
 ○ゲーロッパ(オンバコ)を摘んできて、茹でて丸めて縛り、真ん中に小さな穴を開けてホオズキのように鳴らして遊んだ。女の子の遊びであった。
 ○さんご樹の葉をむき、薄くして笛のように鳴らした。上手になると歌の演奏になった。
 ○からから草 カラカラ草(ナズナ)の実の付け根の部分を下げて、振って鳴らした。
 ○麦笛 麦の黒んぼ(麦の先が黒くなったもの)を抜き取って軸を一〇センチメートルに切って、柔らかい方を先に噛んで吹いて鳴らした。

図19 麦笛

 ○バラッパ バラの木の中間位の良い葉を採って、捻って、叩いて音を出した。また、茹でて膨らましてホオズキのように鳴らした。