宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第九章 口承伝承と子供の遊び

第三節 子供の遊び

三 野の遊び

 魚とりは主に九月~一二月ごろにかけて行われる。魚とりの方法は釣り・網・ウケ(筌)・オキバリ・カイボリがある。釣りはミミズを餌にしてコブナやタナゴをとった。朝から晩まで釣りをして楽しんだ。網でとれるものは、ザッコ・シラタ・ドジョウ・ナマズなどで、時にウナギが入ることもある。網を使うのは寒くなってからである。カイボリは、田んぼに水がいらなくなった一一月ごろ、用水の上と下をせきとめてバケツで水をせきの外にかい出して行われる。とれるものはコブナ・ドジョウ・ナマズなどである。雨が降って川が増水したときにはドジョウをとって遊んだり、用水で草に隠れているウナギを手づかみでとったりなどということもあった。

9-15 魚とり(戸田氏所蔵)