宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第九章 口承伝承と子供の遊び

第三節 子供の遊び

二 屋外の遊び

 鬼を決めてほかの子供たちは鬼に捕まらないように逃げ、捕まったものが次の鬼になる。鬼ごっこは幾つかの遊び方がある。
 ①高鬼 地面以外の高いところは安全で、そこにいるときは鬼も捕まえることができない。ジャンケンで鬼を決めたら、鬼は逃げていい高さを決める。「膝より上」と決めたら、膝より上に逃げなくてはならない。鬼が一〇数えているうちに逃げる。この時に膝より低いところの人は捕まえられる。
 ②かくれんぼ(かくねごっこ) 一人が鬼になり隠れている者を見つける遊びである。一番始めに見つかった者が次の鬼になる。主に冬の遊びで男女が一緒に遊んだ。庭や納屋の藁の中に隠れたが、藁の中に隠れると見つけるのが大変であった。かつては木ヅルシがあったので、その回りで遊んだこともあった。船底のように積んだワラボッチの一方に鬼が隠れ、鬼が「もういいかい」というと、隠れているものが「西か東かよう」といい、鬼が「西(東)」と言うと、隠れているものは東(西)にトットコトットコとワラボッチの回りを走り回る。最初に鬼に見つかったものが鬼を交代する。
 また、屋内の遊びとして、女の子が友達の家で布団の中などに隠れて遊んだこともあった。
 ③下駄隠し 片方の下駄を隠しそれを鬼が探す遊びである。全部見つけ終わると、一番始めに見つかった者が次の鬼になる。
 ④影踏み 夏に男女が一緒に遊んだ。鬼になった人が人の影を踏むと、踏まれた人が次の鬼になる。なかなか影を踏めなくて、最後まで鬼のときもあった。

図18 影踏み