宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第九章 口承伝承と子供の遊び

第三節 子供の遊び

二 屋外の遊び

 平らで蹴りやすい石や店で売っているガラス製の直径一〇センチメートル、厚さ一センチメートルの偏平なものを用意して区切られた場所に投げ入れ、その石を片足飛びしながら、順番どおりに蹴っていきゴールを目指す遊びである。ケダシを行う区切りには幾通りかのものがあり、それぞれ遊ぶ方法が異なる。一般に区切りは全部で一〇作ってあり、片足で蹴って行き、この片足の状態を「足コンコン」という。また、遊び方にはいろいろあり、「スジ踏みなし」「斜め飛びなし」とか制約があった。遊ぶ前にはっきり決めてから行った。

図14 ケダシ

 図15のAの区切りの方法は、縦五×横三メートルくらいの長方形に線を引いたものである。遊び方は数人から一〇人くらいで集まり、ジャンケンで順番を決め、一〇か所の枠内をガラス玉をけり入れながら行った。図Aのルールは、まず外側からガラス玉を手で一番の枠内にいれ、次に二番に片足で蹴り入れる。入らなくても、行き過ぎても失格となる。順次番号順に入れて行き、移動するときには片足で進み、線を踏んでも、両足をついても失格となる。最後は十番から五番を通して、枠外に蹴り出して終了となる。
 図15のBは女の子のケダシで円が一〇個描かれている。円の数は八個の場合もある。足で蹴って丸の中に番号の順に入れていく。このとき円の外に出てしまうと次の人に変わる。早く最後の十に入れた方がアガリとなり、勝ちとなる遊びである。

図15 ケダシ