宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第九章 口承伝承と子供の遊び

第三節 子供の遊び

二 屋外の遊び

 小学校五、六年から高等科一年生くらいまでの男子が一〇から二〇人くらい集まり、敵味方に分かれてお互いに作戦を練って戦いをした。主として秋から春にかけの遊びである。場所は雑木林の中や田んぼで行った。粂原ではゲンヤ(現在の白岡町大字上野田の東京電力北変電所付近)と呼ばれた茅場で遊んだ。兵隊さんが付けていた「背のう」を真似て布で作って肩にかけたり、腰にぶら下げて走り回った。また、おもちゃの鉄砲や演習玉(地面にぶつけて破裂させるもの)などを持って遊んだ。
 兵隊ごっこのときには、一・八メートルくらいの竹を七:三の割合で、三分の一くらいまで切り込みを入れたものを作り、これを上下に振動させて音を出した。これは上下に振ると「パタ、パタ、……」と音がしたので機関銃と呼ばれた。

図13 兵隊ごっこ

 皆でお金を出し合ってラッパを買って、「今日は俺が持つ」「明日は誰々が持つ」と決めて保管していた。これを親に見つかると怒られた。