宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第九章 口承伝承と子供の遊び

第三節 子供の遊び

一 屋内の遊び

 ガラスや瀬戸物のきしゃごが一銭で二〇個くらい買えた。きんちゃくを作ってきしゃごを入れて持って歩いた。遊び方には、きしゃごを手の中に握り数を当てる「イクンゴ(幾つ入っているの意味)」という遊びがある。当たった人が貰える。このときには「旦那の鉄砲あててご覧」などといいながら当てさせる。また、右手か左手かを当てる遊びもある。
 また、きしゃごを山積みにして数人が交互に音を立てずに取っていく遊びや、指できしゃごをはじくおはじき遊びなどがあった。おはじき遊びは、おはじきをはじいていくものでうまく当たったおはじきを取っていく。
 ○ハジキ 全部のおはじきを一、二、三で広げ撒いて、近いところどうして当てる。取りたいと思うおはじきを決め、おはじきにふれないように玉と玉の隙間に指で線を引き、指先で玉を弾いて当て、三回線を引き、当てると一つ取れ自分の物になる。このときに「いっタンパー」、「にタンパー」、「さんタンパー」といいながらやった。玉が無くなるまで行い、たくさん手に入れた方が勝ちとなる。
 ○カッキリ 最初にきしゃごの数を決めておき、同じ数だけ出し合い、ジャンケンで勝った順に行う。きしゃごを二〇センチメートルくらい放り上げ、全部を手の甲に乗せ、手を返して上げたものを横の方からつかみ取った。これをカッキリという。取ったきしゃごが自分のものになる。この遊びは男の子がよく遊んだ。カッキリゴともいう。