宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第七章 交通・交易

第二節 交易

一 交易

(二)行商

1 村を訪れる商人

 肩に風呂敷包みを背負ったおばさんが月に何度かやって来ては、櫛や糸・はさみ・ゴムヒモなどを売っていた。種類はあまりなく、絹・木綿の糸・色は赤・白・黒の三色くらいだった。洗い張りなどで使ったりするので来ると買っていた。昭和三二、三年ごろまで来ていた。
 お針の師匠さんの家には小間物屋がよく来た。春日部や杉戸から荷台に箱を積んだ自転車でやって来た。上の箱には小間物、下の箱には化粧品が入っていた。また、糸や針も売っていて結構売れた。