宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第七章 交通・交易

第二節 交易

一 交易

(二)行商

1 村を訪れる商人

 交易の方法には、店を構えてそこで商うものや、六斎市のように市で人を集めて行うもの、さらに店を持たずに天秤棒などで商品を担いだり、風呂敷で背負って一軒一軒回って、商売を行う行商の形態がある。
 行商には取り扱う商品によって、次のように分類することができる。
 ①食料品を売るもの ヨカヨカ飴屋、アイスキャンディ屋、アサリ・シジミ売り、玄米パン売り、唐辛子屋、佃煮売り、納豆売り、豆腐屋、おでん屋など
 ②薬売り 富山の薬売り、毒消し屋、あかぎれの軟膏売りなど
 ③物売り 瀬戸物売り、小間物売り、呉服屋、刃物売り、座卓売り、箒屋、十銭屋など
 ④季節的なものを扱うもの お札売り、神の膳売り、ヨシの膳売り、盆花・盆道具売りなど
 ⑤職人が作った道具や技術を扱うもの 目立て屋、コウモリ直し、ラオ屋、下駄の歯すげ、鋳掛け屋、フルイ屋、研ぎ屋、籠屋など
 ⑥そのほか 蚕の種紙売り、苗売り、金魚売り、ゴムヒモ売りなど