宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第六章 身のまわりの生活史

第二節 食生活

一 食料

(二)副食

 常備菜には、ナメモン(ナメモノ)や豆味噌があった。
 ナメモンは、大麦の麹に塩と刻んだナスを混ぜ、これを甕に仕込んで二〇日ほど寝かせたものである。秋に味噌を仕込む際いっしょに作られ、保存が利くので日常のおかずに重宝された。豆味噌はアブラゲミソとも呼ばれ、生の大豆を油で炒めてから味噌と砂糖を絡めたものである。田植え時分に作られ、田植えの昼飯や晩飯に出された。そのほか、小魚や昆布の佃煮を作っておく家もあった。