宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第六章 身のまわりの生活史

第一節 衣生活

五 衣類の管理

(三)収納と防虫

 衣類は、長いあいだ収納しておくと虫に食われやすい。そこで、年に一度、旧暦の土用時分になると座敷を開け放して綱を張り、ここへ箪笥から出した着物や帯を掛けて虫干しを行った。これを、土用干しという。風に当てた衣類は、湿気を食わないうちに再び簞笥に収納され、その際には下敷きの新聞紙を新しいものに取替え、防虫剤の樟脳を入れた。新聞紙は、油性インクに防虫の効果があった。