宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第五章 人の一生

第二節 結婚

一 婚約

 仲人をナクド、オナクドサンという。その地区によって世話好きで年寄りの仲人がいたもので、いわば商売として仲人をしていて、社会的にも信頼されていた。比較的男性よりも女性の仲人が多かったという。
 西原では、娘が一七~一八歳になるとおばあさんの仲人が二人で下見にきたという。娘のいる家では昼を出してもてなした。このとき、しっかりもてなさないと評判が悪くなるといわれた。
 川島のある家では、仲人は一般的に祝儀にも参加するが、家によっては縁談を持ちかけた仲人を「ウラナコウド」と呼び、式に媒酌人として参列する仲人を別に頼み、これを「オモテナコウド」と呼んでいた。オモテナコウドは勤務先の上司などに頼んだ。