宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第五章 人の一生

第一節 誕生と成長

三 子供の成長と儀礼

 子供が生まれて初めて迎える誕生日を初誕生という。初誕生には餅を搗いて祝うが、この日までに歩いた子にはイッショウモチ(一升餅・一生餅)を背負わせた。イッショウモチは一升の糯米をついたもので、風呂敷に包み背負わせる。五合ずつ紅白に分ける家もある。以前は厚いおしめをしていたので、現在のように一歳で歩ける子は珍しかった。歩けたとしてもよろよろしてニ、三歩で座り込んでしまった。そのあとイッショウモチは割って、家族で食べる。

5-14 イッショウモチ (松の木島 N家)[1]


5-14 イッショウモチ (松の木島 N家)[2]