宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第五章 人の一生

第一節 誕生と成長

二 出産

 平均的な生児の大きさは七〇〇~八〇〇匁くらい(二六二五~三〇〇〇グラム)であった。生まれるとすぐ産湯につかわせ、その後は産婦といっしょの布団に寝かせた。産着は夏も冬も晒しの一つ身のジバン、夏は単の着物、冬はネルの一つ身に綿入れを着せた。柄は「麻のようにまっすぐ丈夫に強く育つように」という願いをこめて麻の葉の模様が好まれ、男児には青い麻の葉、女児には赤い麻の葉であった。こうした産着は産前に用意するが、初子が生まれるときは男女どちらが生まれてもよいように、黄色の麻の葉にする人が多い。