宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第五章 人の一生

第一節 誕生と成長

二 出産

 昭和三七年に杉戸母子健康センターができるまでは、家庭分娩が主流であった。出産をする場所はショテ(初めての子)であっても婚家先が多く、嫁の実家に帰ってすることはあまりなかった。出産に使われる部屋は田の字型の母屋の場合、ヘヤ、オクノヘヤと呼ばれる北西の薄暗い若夫婦の部屋であった。