宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第四章 信仰

第三節 民間知識

一 前兆・予兆

(三)吉凶・事変の予知

 人々は日常生活の中で長年による経験や体験を通じ自然の変化や動物の動きなどから、一定の法則に近い予知を知った。ここでは天体・気象・動物・植物・暦・諸事に関する予知についてまとめた。天体・気象・動物ではその年の農作物の出来に関するものが多く、動物によるものでは事変の予知に関するものが多い。
○冬に雪が多く、夏が暑く、台風が少ないと豊作(豊作は一反一〇俵以上の収穫)。
○冬に雪が多いと豊作。
○大雪の年は豊作(害虫が死ぬから)。
○稲の花が咲いているとき、天気だと豊作、風が吹くと不作。
○照りに飢饉はない。
○梅雨が長く夏が寒いと不作。
○夕立は豊作。
○夏に雷が多い年は豊作。
○稲が豊作だと柿が不作。柿が豊作だと稲が不作。
○柿の当り年は米も豊作。