宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第四章 信仰

第一節 ムラの信仰

三 代参講と総参講

(二)代参講の実際

3 その他の代参講


4-39 秋葉神社

 秋葉講は、さいたま市中釘にある秋葉神社を信仰する講で、一般に火伏せの神様として知られる。秋葉神社の縁日は四月一八日と一二月一八日であり、代参も含めてこの日に参拝する事例が多い。一方、秋葉神社は、加須市馬込にもあって、加須市周辺ではここにお参りする。宮代町内では、さいたま市の秋葉神社に対する信仰の伝承が多いが、加須の秋葉神社に対する信仰伝承もみられる。
 松の木島の秋葉講は、さいたま市中釘の秋葉神社を信仰する講である。作神様といわれ、春四月ごろの代参であった。近いので自転車を使って、日帰りで代参したものである。須賀島では、以前は秋葉講ではなく、有志が一〇人くらいで秋葉神社のお参りをした。火伏の神様としてお参りしたもので、古くは自転車で、その後東武鉄道で大宮まで出て、そこから現在のJR埼京線で指扇に向かい、そこから歩いたものである。近年では、近隣の人々を募って秋葉講としてお参りするようになったという。