宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第三章 年中行事

第三節 春から夏の行事

一 二月の行事

 二月一日を次郎の朔日といい、粟のコワメシなど何か変わり物を作って祝う。二月一日は月遅れ(二月正月のころ)の正月でもあったので、辰新田ではこの日をセイニチという。
 内野のある家では、二月一日を次郎の朔日といい、雑煮を食べ、午後から仕事が休みになった。
 辰新田のある家では、二月一日を次郎の朔日といい、粟のコワメシを作って食べた。次郎の朔日は仕事が半日休みになり、奉公人は喜んだ。その代わりに仕事が休みになる日には、朝早く起きて半日分の仕事を行ってしまうのである。