宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第二章 生産生業

第二節 諸職

四 折箱屋

(一)折箱の歴史と折箱屋

[折箱の歴史と折箱屋]

 春吉氏は、勇氏が三〇歳になったとき、「俺の時代は終わった。あとは一切をお前に任す」といって主人の座を勇氏に譲った。その後も春吉氏は仕事を続けたが、あくまで「使われる身」に徹し、勇氏に口出しをすることは一切なかったという。