宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 民俗編

第二章 生産生業

第二節 諸職

二 桐箪笥屋

(二)桐箪笥の種類と製作技術

3 桐箪笥の製作技術

 炊き立てのご飯を手のひらに半分くらい用意する。それを二つに分けてダイにのせてノリボウに水をつけて練り、糊を作る。粒が消え、なめらかになったらボンドを混ぜる。ダイは桐材で幅二〇センチメートル、長さ五〇センチメートルくらい、ノリボウは直径四センチメートル、長さ三〇センチメートルくらいのウツギで職人の手製である。糊は必要に応じて作り、残ると乾燥しないように椀で蓋をしておく。戦時中は桐箪笥屋には特別に粳米の配給があった。

2-41 糊作り