宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 通史編

第四編 近現代

第九章 宮代町の誕生

第一節 新たな教育制度の発足と文化

新制度により、百間中学校として創設。旧青年学校校舎(現中央二丁目)を本校とし、百間小学校、川島分校(現東小学校)を分室として使用した。一階が二教室(和室)、二階が一教室、簡単な玄関兼職員室等があった。運動場も広かったが、教室は雨漏りし、ガラスや壁の破損も著しかったという。しかし、毎年村民運動会を行い、村民とともに和気あいあいと過ごしたという。戦後の大変な時期の中での楽しいひとときであったことは容易に想像される。昭和二十二、二十三年度の予算は明らかではないが、同二十四年度五五万三五〇〇円、二十五年度四七万七八〇〇円、新校舎の建設された昭和二十六年には、六七万七〇〇円と中学校新営設備として一三二万円、翌二十七年には七〇万二四〇〇円、中学校新営設備として二七万円が計上されている。

4-90 百間中学校本校(旧青年学校)(『ゆずりは』より転載)

 昭和二十六年十一月二十三日に現在の地に新校舎が建設され、落成式を挙行し、移転した。新校舎の敷地一〇万二六三二平方メートル(三八二八坪)、延床面積一五三六平方メートル(四六五・五坪)、総工費八六〇万四一四円で木造二階建ての建物であった。さらに、同二十九年に校庭一〇八九平方メートルを拡張した。その後、校庭の拡張、体育館の建設など次第に整備され、現在に至っている。
 なお、昭和二十二年度中学校発足当時は各学年二クラスずつ計六クラス、職員数九人、生徒数男一五〇人、女一二四人、計二七四人、翌年には八クラス、職員十三人、生徒数三五四人、新校舎が落成した昭和二十六年度は、九クラス、職員十五人、生徒数三八二人を数えた。

4-91 百間中学校新校舎落成式(『ゆずりは』より転載)