宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 通史編

第三編 近世

第八章 村の生活

第三節 家の祭り

正月行事は、一日を中心とする大正月と十五日を中心とする小正月に分けることができる。もともと農村部では、小正月の予祝的な行事が主要なものであった。それは、小正月がその年の一年間の豊作祈願を目的として行われるためである。
 大正月の行事では、近所に社寺に参拝する「初詣」、新年のあいさつに親族が一同に会する「オオバン・ヨリビ」、七日の粥に餅・大根・にんじん・ごぼうを入れた「七草粥・七草オジャ」、農家の仕事始めに当たる十一日の畑で鍬でさくる「鍬入(くわい)れ」などが行われた。