宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 通史編

第三編 近世

第五章 江戸時代の宗教と信仰

第二節 村々の寺社の由来

和戸村の鎮守である。当地は、天正十八年の北条家印判状に「弐貫文 岩付領和戸之内」とあり、戦国時代には既に開発されていたことが分かる。宇宮神社は、文明十三年(一四八一)に再建されたが、いにしえは烏戸宮明神と称していたという。正徳(しょうとく)三年に神位を進めしときに、今のように改めたという。土地の人々は「明神様」「天王様」と称している。祭神は、天穂日命を祀っている。末社に守夜神があるが、これは当時この付近を治めていた旗本の山本氏が安永二年(一七七三)に勧請したと伝えている。別当寺は、本覚院で、宇宮山宮本寺といい、本尊は不動明王を祀り、春日部市にあった不動院の配下に属していた。当社は、鷲宮町の鷲宮神社を勧請したものと考えられている。弘化(こうか)二年(一八四五)に造立された常夜灯の碑文は、仁正寺謙の書である。

3-128 宇宮神社


3-129 神社一覧 (『武蔵国郡村誌』参照)