宮代町立図書館/宮代町デジタル郷土資料

宮代町史 通史編

第三編 近世

第五章 江戸時代の宗教と信仰

第二節 村々の寺社の由来

和戸村に所在し、宗派は新義真言宗である。花蔵院とも書き、新義真言宗に属し、葛飾郡内国府間村正福寺の末寺で、蓮台山安楽寺(れんだいさんあんらくじ)と称す。開山の伝灯智海は正徳三年(一七一三)十一月八日に没すという。本尊に正観音を祀る。一説には、開山は法印恵伝で、嘉暦(かりゃく)元年(一三二六)六月十一日没すと伝える。
 新四国八十八ヶ所の開闢(かいびゃく)に国納村の小林市之丞(こばやしいちのじょう)、小林新右衛門(こばやししんうえもん)が参画しており、この新四国八十八ヶ所の七二番となり、国納村蓮台山華蔵院と称され、ご詠歌は「あんらくハ よそにハ あらすきてミれハ はすのうてなのかゝやきにけり」と詠われている。