さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―

全短歌(10824首)

全短歌(歌集等)

短歌新聞

 
いつせいに       ころびたる       吉備路より       新しき         
大小の         
 
 
 

08937
いつせいに 歩き出しさうに 藤いろも まじへて春の 靴が飾らる
イツセイニ アルキダシサウニ フジイロモ マジヘテハルノ クツガカザラル

『短歌新聞』(短歌新聞社 1991.1.10) p.12


08938
ころびたる 幼子はすぐ 起きあがり 追ひゆく若き父 母を呼びつつ
コロビタル オサナゴハスグ オキアガリ オヒユクワカキチチ ハハヲヨビツツ

『短歌新聞』(短歌新聞社 1991.1.10) p.12


08939
吉備路より はろばろと来し マスカット うすき緑の おぼろをまとふ
キビジヨリ ハロバロトコシ マスカット ウスキミドリノ オボロヲマトフ

『短歌新聞』(短歌新聞社 1991.1.10) p.12


08940
新しき 女性キャスター 胸元に ブローチのごとく マイクを点す゛
アタラシキ ジョセイキャスター ムナモトニ ブローチノゴトク マイクヲテンズ

『短歌新聞』(短歌新聞社 1991.1.10) p.12


08941
大小の 干支のひつじは いつよりか つがひの如く ずらして置かる
ダイショウノ エトノヒツジハ イツヨリカ ツガヒノゴトク ズラシテオカル

『短歌新聞』(短歌新聞社 1991.1.10) p.12