高根沢町図書館/高根沢町史ほか

わたしたちの高根沢町と栃木県

5 くらしの中に伝わる願い

(3)地いきは,どのように発てんしてきたの

市(いち)の堀(ほり)用水

② 市(いち)の堀(ほり)用水を調べよう


 市(いち)の堀(ほり)用水を開くまでには,多くの苦労がありました。
 用水路を通すためには,宇都宮藩(うつのみやはん)は,となりの喜連川藩(きつれがわはん)のゆるしを受けなければなりませんでした。しかし,なかなかそのゆるしを出してもらえなかったということです。
 また,工事には,村から毎日何人もの人が参(さん)加しなければならなかったということです。人びとは,くわ,まんのう,かけやなどの道具を使い人の力でほったのです。
 また,苦労の末にできた市の堀用水も,一番川下(かわしも)の桑久保村には水がいかず,農民(のうみん)にとってこまったこともあったそうです。
124-1
124-2☆ことばの広場☆
 まんのう・くわ
  土をほるための道具
 もっこ
  土を運ぶための道具
 土づき・かけや
  木のくいなどを打ちつける道具