高根沢町図書館/高根沢町史ほか

高根沢町史 民俗編

第七章 人の一生

第五節 厄年と年祝い

〔厄年と年祝い〕

 厄年は、ある特定の年齢の時を災難を受けやすい年とする俗信で、陰陽道に由来するものとされ、この時期は身体的にも社会的にも大きな転機を迎えるころにあたることからきたものではないかともいわれている。そしてこの年には、災厄を避けるために、年の初めなどに神仏の加護を願って寺社で祈祷を受けたり、親族を招いて祝宴を開くなどの厄落としの儀礼が行われている。
 年祝いは、ある特定の年齢においてその息災を祝う習俗で、親族などがその高齢者の長寿にあやかるなどの意味を持つ祝いであるとされているものである。