高根沢町図書館/高根沢町史ほか

高根沢町史 民俗編

第五章 信仰

第八節 寺院の由来と祭り

二 寺院の祭り

 一月元旦は元旦祝祷会と新春みそぎ水行を行い、新年一年間の無病息災・身体健全・家内安全を祈念し、ふんどし姿で水行をする。一月の初めての甲子は初甲子で、信徒の家に祭られる妙福寺の大黒天の分霊が、初甲子には寺に集められ、沐浴させて祈祷される。二月は節分会、三月は春彼岸会、八月は盂蘭盆会・施餓鬼法要を行う。九月は秋彼岸会で、旧暦九月一二日は竜口法難会で、妙福寺で胡麻ぼた餅を作り近所に配る。
 一一月は御会式を行う。他に、毎月一日は盛運祈願会で、信徒が集まり祈祷を受ける。住職が撰経の経巻で体をなでて悪いものを除き、福徳を与える。毎月一五日は報恩会で、信徒が集まり、祈祷を受ける。また、信徒の求めに応じて、厄除け・除災得幸・地鎮祭・身体健全・家内安全などの修法祈祷を行う。