高根沢町図書館/高根沢町史ほか

高根沢町史 民俗編

第三章 交通交易

第二節 店商いと行商

二 行商―ムラに来る人々―

 子どもたちに人気のあるものに飴とアイスキャンディーがあった。飴の行商としては、昭和一〇年頃まで「ピートロ飴」の愛称で親しまれていた飴屋が、村々を回っていた。秋の頃にやって来て、ラッパを鳴らしながら、水あめの缶を背負い、べっこう色の水飴を割り箸に絡めて売っていた。昭和のはじめ頃で一本一銭ほどであった。また、上太田では「飴屋トラさん」の名で親しまれていた飴屋がいた。