高根沢町図書館/高根沢町史ほか

高根沢町史 通史編Ⅰ

第四編 近世

第五章 商品生産の発展

第二節 特産物生産

二 木炭

 いかなる生産品でも過剰に供給されれば値段は下がる。一方、品不足になれば高値となる。また粗悪品であれば値段は安く、優良品であれば高値が付く。木炭の値段もそれにもれない。需要と供給の度合いや季節によって、炭値が変動するのはやむをえないことである。
 高根沢町域で生産された木炭の値段の変動は、次の通りである。史料不足のため年ごとの変動を把握するには不十分であるが、参考のため掲げておく。
 
  宝暦四年(一七五四)正月     一両で炭一九俵替(中柏崎 小林和夫家文書)
  宝暦十四年(一七六四)三月・四月 一両で炭二二俵替(中柏崎 小林和夫家文書)
  宝暦十四年(一七六四)十一月   一両で炭二〇俵替(中柏崎 小林和夫家文書)
  天保十一年(一八四〇)四月    三両で炭百俵替(平田 加藤辰夫家文書)
  天保十二年(一八四〇)正月    一両で炭三〇俵替(平田 加藤辰夫家文書)
  天保十二年(一八四〇)三月    一両で炭三七俵替(平田 加藤辰夫家文書)
  天保十二年(一八四〇)四月    一両で炭三〇俵替(平田 加藤辰夫家文書)