常総市/デジタルミュージアム

石下町史

第四編 近現代

第七章 教育と文化

第四節 戦後の文化活動

昭和五十四年(一九七九)長塚節生誕一〇〇年に当り、石下町では石下中央公民館前に節の銅像を建てたことをはじめ、石下町民文化センター前には節の歌碑を建設し、その他さまざまの行事が計画された。
 この年を期して、渡辺義雄、松崎茂等が中心になってこの年の十月に石下短歌会が発足した。歌人長塚節誕生の地としては、やや遅きに失した感はあるが、当町には関井仁、門井真等をはじめかくれた歌人が多いのであるが、節一〇〇年祭を絶好の期として誕生した。
 百年祭記念行事の一環としては、毎年十一月二十五日に石下町文化センターにおいて、記念短歌会が開催されたのであるが、そうした会合が機縁となって機関誌発行の議があがり、ついに五十五年の一月に『水棹(みなさお)』第一号が発刊された。創刊号には地元の歌人三六名の詠草と随筆とで飾られた。代表役員の手で編集され毎年確実に刊行され、六十年には第六号を数えた。