常総市/デジタルミュージアム

石下町史

第三編 近世

第五章 庶民の生活

第五節 寺院と檀家

檀家(だんか)とは檀那(だんな)からきている言葉である。檀那とは古代インドの雅語であるサンスクリット語の「ダーナ=d〓na」にその音の漢字を当てたもので、意味は「与えること」や「贈ること」である。それが転じて、寺や僧に土地や財物を寄進し、布施を出す人をいうようになったものである。したがって檀家とは、檀那の家、つまり布施をする人が住する家ということになる。
 江戸期においては檀家に対して、その寺を檀那寺というが、本来の意味からすると、寄進を受ける側の寺院が檀那寺というのは少し不自然であるが、檀家に対する言葉として檀那寺と称するようになったものと思われる。