常総市/デジタルミュージアム

水海道市史 上/下

水海道市史 下巻

第五編 近現代の水海道

第五章 大正~昭和期の政治と太平洋戦争

第二節 日中戦争前後

茨城県において農村の「恒久的建直シヲ図ルベク、生産、経済、教化ノ各方面ニ亘リテ総合的改善計画ヲ樹立シ役場学校ヲ始メ農会、産業組合、青年団等町村内各種機関協力シテ計画ノ実行ヲ邁進」させる内容をもった「農山村漁村経済更生運動」が始められたのは昭和七年からであった。その経済更生指定町村は昭和七年から昭和一五年までに全県で二〇四町村で、結城郡でも一二町村(西豊田、石下――昭和七年指定、豊加美、豊岡――八年、五箇、上山川――九年、宗道――一〇年、豊田――一一年、名崎――一二年、大花羽――一三年、飯沼――一四年、三妻――一五年)、で水海道地域でも豊岡、五箇、大花羽、三妻と四村が指定されている(茨城県「行政及財政監査準備書類」農――三二、三六、昭和一六年)。ここではその中で比較的、資料がよく残っている五箇村を中心に述べていこう。