常総市/デジタルミュージアム

水海道市史 上/下

水海道市史 上巻

第四編 近世の水海道地方

第二章 幕藩支配と農村

第一節 近世村落の成立

現在の水海道市東町は、もと常陸国筑波郡真瀬村(谷田部町)に属する大字老田渕(おいだぶち)と称したところであり、また、川又(かわまた)町も同郡十和村(谷和原村)に属する大字川又と称したところである。
 老田渕は享保七年(一七二二)、高須賀村地先の山田沼干拓によって開発された新田村で、幕府勘定吟味役井沢弥惣兵衛等が工事にあたった(『谷田部の歴史』)。
 また、川又については既に中世期に村落が存在していたが、近世初期小貝川瀬替えによって開発がすすみ、以後元禄期の八間堀付替えを通して小貝川西岸に位置することになった。