常総市/デジタルミュージアム

水海道市史 上/下

水海道市史 上巻

第三編 中世の水海道地方

第三章 宗教と信仰

第四節 浄土宗と地方文化

霊仙寺(14)は中妻(水海道市中妻町)にあり、開山は白蓮社蓮誉上人乗台還入大和尚、諱は宗因(円)である。始めは天台宗を学んだが、後に浄土宗弁長聖光上人の門に入り、さらに宋に渡り帰朝の後は師を輔翼した。霊仙寺建立は建暦年間(一二一一~一三)である。この寺は応永二一年(一四一三)開山の飯沼弘経寺より二〇〇年も古いのであるが、他の浄土宗寺院同様、戦国時代天正のころ貞安上人が弘経寺の所化の時改宗している。もと貞安が寄附した本尊の脛部に天正一〇年と印書してある。