水戸市立図書館/デジタルアーカイブ

水戸百年

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水戸TODAY

 写真は市中心部にあたり、官公庁・企業・商店などが密集する商業地域を中心とする部分である。中央を蛇行して流れるのは那珂川、その両岸の低地は氾濫(はんらん)原で、自然堤防が発達している。市街地は低地から急ながけを上った東茨城台地に広がっている。
 台地中央部を東西に走っているのが国道五〇号で、那珂川に架かる万代橋を渡って北進するのは国道三四九号。五〇号の中ほどから北進、屈曲して左端へ通じているのが国道一二三号で、左上部で一二三号から分かれ上端へ抜けるのは国道一一八号である。写真右下隅は茨城大学附属小学校、谷あいを走る旧国道六号を挟んで、三の丸小学校、弘道館、茨城県庁、水戸第二高等学校へと続く。また五〇号と一二三号に挟まれた地域には、国立水戸病院と常磐女子高等学校・水戸商業高等学校・水戸女子高等学校・新荘小学校・第一中学校・常磐小学校が、一二三号北側には茨城高等学校・盲学校・茨城大学附属中学校などが見える。写真中心部の台地縁辺に見えるのは昭和六十年に移転開校した五軒小学校で、下方には五軒小跡地を利用して建設中の水戸芸術館や大成女子高等学校も見える。
 左下方、低地を斜めに走るのはJR常磐線で、わん曲部の内側の森が偕楽園と常磐神社。常磐線を挟んで反対側の森には護国神社などがある。偕楽園の上方には主要地方道水戸岩間線を挟んで、県立歴史館・東町運動公園も見える。
 写真左上方、那珂川を望む台地上には、前方後円墳の愛宕山古墳が明りょうに読みとれる。その右下方には、水戸藩士の墓所である常磐共有墓地、あじさいまつりで知られる保和苑と桂岸寺(二十三夜尊)が見える。
 写真右上方、自然堤防上の集落は青柳町と柳河町で、中ほどに見えるのは柳河小学校。このあたりは昭和六十一年の水害で大きな被害を受けており、現在堤防工事が進行中である。万代橋北側の森は鹿島香取神社で、近くには水戸八景の一つ「青柳の夜雨」の碑がある。