弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

通史編1(自然・原始)

新編弘前市史 通史編1(自然・原始)

第1章 津軽の自然

第六節 津軽地域の気候

五 津軽地方に被害を及ぼした地震と特徴

群発地震は有感地震がたくさん発生するが、特に大きい地震もなく同じような大きさの地震が続き、本震・余震の区別ができない場合の地震である。
 昭和四十七年(一九七二)十二月に岩木山周辺を震源とした地震が群発した。震度一が二三回、震度二が六回、震度三が二回、異常音が二二回発生した。翌昭和四十八年一月・二月の活動状況は、震度一が二五回、震度二が五回、異常音が四七回。その後回数が減ったが、十一月まで活動が続いた。気象庁ではこれらの地震を「岩木山地震」と呼称した。
 最近の岩木山火山活動群発地震では、昭和四十三年(一九六八)、四十五年(一九七〇)、五十一~五十三年(一九七六~一九七八)などがあるが現象的に弱い噴気または群発地震の発生などがあった。経過も不安を感じさせるような異常性はなく大事に至らなかった。