弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

通史編1(自然・原始)

新編弘前市史 通史編1(自然・原始)

第1章 津軽の自然

第四節 平野の地下地質

一 平野の地下地質の評価法

一般に地下水の中に溶け込んでいる塩類と溶解成分量は、その器(地下水盆・帯水層)の質や形に支配される。このことは、地下の水質には地層を構成する岩相の違いや地質構造が強く反映されることを示している。津軽平野南部地域の地下に蓄えられている地下水が循環水であることを考えたとき、帯水層の対比を行う際に、水質が有効な指標になることがわかる。
 水質組成の表現法は、バーグラフ・ヘキサダイヤグラム(パターンダイヤグラムともいう)・放射状図・トリリニヤーダイヤグラムがある。ここでは、①図形が簡単で他との比較が容易であること、②溶存成分量の大小が図形の大きさから分かること、③水質組成が図形パターンから直感的に読み取れること、④水質の地理的分布を地図情報とオーバーレイして表示することが容易であることなどの利点をもつヘキサダイヤグラムを使用することとした。