弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

通史編1(自然・原始)

新編弘前市史 通史編1(自然・原始)

第1章 津軽の自然

第三節 津軽平野南部の地形発達

二 弘前市街地の地形

谷底平野として、おもに岩木川および平川の流域に帯状に分布する。大和沢、土淵川、そして後長根川など岩木火山体を浸食する小谷沿いにも小規模ながら認められる。
 城西小学校および第二中学校⑳(三三メートル)でのボーリング資料をみると、最上部に薄い細粒砂層を挟む灰白色シルト層(N値二~三、厚さ約〇・五~二・〇メートル)が堆積するが、下位には暗青灰色~暗灰色の砂礫層が一三メートル以上と厚く堆積している。谷底平野を構成する砂礫層は粘土で充てんされ、最大径が人頭大、平均的には径〇・四センチメートル大以下の円(チャート・安山岩など種は多種)が多量に含まれている。全体的には未固結で、締まりがなく崩壊が著しい。