北広島市/デジタル郷土資料

きたひろ昔話

子どものための広島むかし話 その参

 明治四十年、東部小学校の入学でした。がんばり屋の赤倉治作もいました。私たちの校舎内の遊びに、アヤコがありました。休み時間には、板塀(いたべい)の所に座って、いっせいにアヤコ取りをするんです。アヤコって知ってますか。小豆を入れたお手玉ですよ。あれを七つか十持ってするんですが、勢いよくやるものですから、結った髪もひっくり返ってしまいます。でもほんとうに楽しいアヤコ取りでした。いまでもアヤコ取りはできますよ。女の子はみんな着物で、下はお腰だけでした。パンツなど履いたのはずっと後、昭和のはじめころです。
(中の沢 大谷元恵)