北広島市/デジタル郷土資料

きたひろ昔話

子どものための広島むかし話 その参

 
 昔はムジナがたくさんいましたよ。ムジナの穴を見つけると、若木の先を割って、割れ目の方をすっと押しこんでゆくのです。するとムジナは怒って、その先をかじったまま穴から出てくるわけです。そのムジナの毛をねじって、穴から引き出し捕えるのです。皮はなめして首巻きにしましたが、暖かくていいものでしたよ。最近までありましたね。竹本逸八さんも、ムジナの首巻きをしていましたよ。 
(西の里 片桐政憲)

 昔タヌキを飼ったことがありましたよ。私たちはムジナといっていました。皮は売れたんですね。首巻きにして使いましたが、それはまだ残っています。肉は油があって臭く、美味しくなかったです。タヌキとムジナは違うそうですね。どっちだったでしょうか。小林仙治さんは、ひとつ穴につがいで八匹も捕えたことがあったそうですよ。 
(西の里 片桐英雄)