北広島市/デジタル郷土資料

きたひろ昔話

子どものための広島むかし話 その弐

 昭和の初め頃と思いますが、そのころはリンゴの木が、あちこちにあったのです。冬になると野ウサギが出てきて、リンゴの木の皮をかじるんですね。ウサギも食べものに不足するんでしょうが、あまりかじられるとリンゴの木は枯れるので大変なのです。その頃はウサギも多かったんですよ。それで部落の人が共同で、ウサギ追いをしたんです。
 みんなが追い子になり、ウサギを鉄砲で撃つのに、札幌から猟友会の人を頼んだのです。後には部落の人が鉄砲をもって、自分たちだけのウサギ狩りとなり、終わってからはウサギ汁で楽しい酒もりとなりました。レクリエーションともなったわけです。そんなウサギ狩りは、五・六年も続いたでしょうか。
(西の里 片桐英雄)

 昔はウサギがとれましたね。針金のわなと、つるべ式のわなとがあったんです。皮は高くはなかったけれど売れたし、肉は食べたんですね。最近はウサギも少なくなりました。キツネが増えたということもあるのでしょうかね。
(広島 大谷義明)

 私は子どものころからウサギが好きで、自分で飼ったことがありました。五十羽くらいいたことがありますよ。しかし犬や、イタチに殺されたり、人にあげたりで、とうとう一羽もいなくなってしまい、止めてしまいました。
(北の里 佐々木市太郎)