釧路市中央図書館/永久保秀二郎関連資料

永久保秀二郎日誌 下巻

永久保秀二郎日誌

大正四年乙卯(日誌)

一 月

【一声は去年より高し初鴉】
早朝起テ盥嗽衣襟ヲ正シ教場ニ入ル。旭日已ニ東天果々ト登リ、而シテ座シテ先、真神ニ向ヒ我天皇、皇后両陛下安泰及国家ノ静謐隆運ヲ祈リ、次テ学校児童健全ヨリ自家ノ平安ヲ感謝且祈禱シ了シテ、清快食膳ニ向フヲ得タリ。軍人栄五郎早々来賀、而シテ少時在郷軍人談ヲ快話ス。男女児童続々来賀、其内小鷲述賀ノ末、十勝農家々政談ニハ感服セサルヲ得ス。年賀状林田町長、金第一係始メ二十四枚許。息軒遺稿及巾箱小品到着。漢詩復又受贈。大抜ヨリ河北新報贈来。