釧路市中央図書館/永久保秀二郎関連資料

永久保秀二郎日誌 上巻

永久保秀二郎日誌

明治三十四年辛丑(山廬雑録)

八 月

【初テ蟬啼ク】
徹暁降雨簇々。今日九時ニ至リ晴ル、キヨ五時寝ヲ出テ朝餐ノ后飯及副菜ヲ重箱ニ盛リ往キシニ、已ニ乗船セリトテ残饅頭四個ヲ携ヒ空シク帰リタリ。三浦測量師立寄リ今日ヲ以テ浜辺給与地測量ヲ終了セリ、依テ明日ヨリ総代三名宛出テ之ニ従事セン事ヲ取計ハレタシト。幸ナツノ家ニ居ル大工ニ幸便ヲ太郎迄致ス又夕方特ニ山本卯三郎ニ詳細ヲ話シ托シ又九郎ニ言付ヤレリ。